BluePrism ソリューションデザイナー(ASD01)うけてみた
Blue Prismのソリューションデザイナー(ASD01)が日本語化されたということで受験してきました。だって今年の目標に書いてしまったから・・
さらっと受験記録。
試験情報
・27問の複数選択問題
・問題によって得点のウエイトは異なる
・60分(英語が公用語でない国の受験者が英語で受ければ30分追加)
・70%以上得点すれば合格
Certification Overview Blue Prism Certification Solution Designer(PDF)
試験範囲
Designing for unattended automation(無人運転を実現する設計)
Sub-processes and wrapper objects(サブプロセスとラッパーオブジェクト)
Recoverability and scalability(リカバリ・回復性と拡張性)
Object design(オブジェクト設計)
Case management(ケース管理)
Workload management(作業ボリューム増の負荷対応管理)
Data management(データ、ログの保持、セキュリティ)
Web services(Webサービスコンポーネント)
勉強方法
Certification Overviewによると、実務経験のほかに、Portalにある以下のドキュメントを読み込むこと、ということです。
• Blue Prism - Solution Design Overview
• Work Queues Guide
• Blue Prism User Guide - Web Services or v6 User Guide - Web Services
Solution Design Overviewについては、受験をしなくても大変お役立ちなので、一読しておけばよかったと思いました。
Webサービスについては、あまりなじみがなかったですが、さらっと概要を理解する程度で大丈夫な感じです。
あとは賛否あるかとは思いますが、Udemyで以下のコースを実施。
RPA Blue Prism ASD01 - Certification Exam | Unique & Most Latest Questionnaires
Udemyは頻繁にセールを行っているのでそのときに買うのがよいかもしれません。
出題内容
・プロセスが提示されて、どんな問題があるかをこたえる←問題多く、得点比重も高い
・オブジェクト設計のベストプラクティス
・インスタンスとライセンスの関係
・サブプロセスとオブジェクトのメモリ保持の違い
・BluePrismをWebサービスとして使用するには
・WQの設計どうあるべきか、ステータスの使用方法やリトライ時の注意点
などなど
感想
・CertificatedDeveloper(AD01)は結構細かく覚える必要があったのですが、SolutionDesignerは考える系が多く、試験に向けて覚えることはあまりありません。
実務経験がある場合はハードルは低めだと思います。
・Udemyは役立ちますが、問題も回答も間違いがありますので、すべて信じてはいけません。あと解説もないので、ある程度試験範囲を理解してからUdemyに挑まないとわけがわからないと思います。
・ほかの方の受験記で知ってたので事なきを得たのですが、受験時、問題の見直しはできないです。最後の問題までいったら、「完了」しかできません。
試験結果
Pass!2問間違えたのはUdemyの功罪です。
BluePrism 自分へのメモ BluePrismからFTPしたい Passive Mode
BluePrismからちょっとしたFTP受信を行いたい。
・BluePrismにはFTP関係のVBOはなさそう
・Windows標準のftpコマンドではpassiveモードでのFTPはできない
・手動でつかっていたFFFTPはコマンドライン実行できない
・WinSCPはコマンドライン実行できる
ということでWinSCPでコマンドライン実行でやるのがいいのではないかというのがいまの結論。
自分へのメモ テキストの改行コードを変換する(LF<-> CRLF)
久しぶりのBluePrismコーディング。
Excelのセル内の文字列に改行が含まれていた場合、Get Cell Valueした結果その改行はLFになる。
(Excel上でコピペしても同様)
LFをCRLFに変更したい場合は計算ステージで以下のように記載。
★変数Valueの値の改行をLF→CRLFに変換
Replace([Value], Chr(10), Chr(13) &Chr(10))
★変数Valueの値の改行をCRLF→LFに変換
Replace([Value], Chr(13) &Chr(10), Chr(10))
自分へのメモ BluePrism プロセスをスケジュール起動してみる
プロセスをスケジュール実行するための参考
→ LearningEditionだとできないっぽい
BluePrismスケジューラガイド(日本語!)
スケジューラを使う準備 スケジューラの有効化
[システム]タブの[システム]-[スケジューラ]にて「この環境のスケジューラをアクティブ化」にチェックが入っている必要あり。
スケジューラを使う準備 リソースをpublicスイッチで起動
参考
↑によるとランタイムリソースの起動種類には3種類あり
・public
・local
・exclusicve
BluePrismをインストールして自動的に立ち上がっているリソースは「パーソナルランタイムリソース」といって、exclusive。
スケジューラで実行するためにはpublicでもう一つランタイムリソースを立ち上げる必要がある。
コマンド
"C:\Program Files\Blue Prism Limited\Blue Prism Automate\Automate.exe" /resourcepc /public /dbconname "APサーバ接続名" /port 8182
/portについては8181をパーソナルランタイムリソースがつかっているので、それ以外を指定する。
しかし・・・LearningEditonではランタイムリソースをもう一つ立ち上げるのはダメみたい!
LearningEditionの制限。
デジタルワーカー数=リソース数?
検証はできなかったけど、その後の流れは
①タスクの作成⇒プロセスを登録
②スケジュールの作成⇒タスクと起動スケジュールを登録
でいけるはず。
BluePrism 自分へのメモ AutomateCを使ってプロセスをコマンドライン(or バッチファイル)から実行する
コマンドラインからプロセスを実行するには、AutomateC.exeを使う。
⇒バッチファイルからBluePrismのプロセスの実行が可能。
プロセス実行例
★hogeProcessを実行する
AutomateC /run "hogeProcess" /resource localhost /user BPuserid BPpassword
★プロセスにパラメータを渡す場合
AutomateC /run "hogeProcess" /resource localhost /user BPuserid BPpassword /startp "<inputs><input name=""param1"" type=""text"" value=""Hello World"" /></inputs>"
/run プロセス名
/resource 実行するリソース名
/user BluePrismにログインするユーザID パスワード
/startup 引数(XML形式でname⇒引数名 type⇒型 value⇒値)
★AutomateCのヘルプを見るには
コマンドプロンプトから
"C:\Program Files\Blue Prism Limited\Blue Prism Automate\AutomateC" /help
ヘルプのAutomateCにも割と詳細に記述あり〼
★補足
コマンドライン実行の履歴もコントロールルームに残ります。
Enterprise Blue Oceanさんにも記載あり。
BluePrism
PortalにBlue Prism スターター・キット あり
pdf fileBlue Prism Onboarding ~ はじめよう! Blue Prism ~(配布版).pdf 3.36MB 1 version
Uploaded - 06-06-2019
zip fileインストール関連一式.zip 143.58MB 1 version
Uploaded - 06-06-2019
zip fileハンズオンⅠ一式.zip 15.65MB 1 version
Uploaded - 06-06-2019
zip fileハンズオンⅡA一式.zip 6.25MB 1 version
Uploaded - 06-06-2019
自分へのメモ BluePrism セッション変数を使う
BluePrismのセッション変数については、Blue Prism Portalの「Blue Prism Guide - Environment and Session Variable」に説明があります。
セッション変数は、実行時にコントロールルームから変更可能なデータアイテム。
セッション変数の定義
データアイテムのプロパティで「公開」を「セッション-データアイテムをコントロールルームで設定可能にします」を選択すると、セッション変数になります。
セッション変数の参照
セッション変数は、コントロールルームで参照可能です。
コントロールルームからプロセス実行時、「セッション変数を表示」をクリックすると
下部にセッション変数の現在の値がリアルタイムで表示されます。
変数名を右クリックすると、「件の値を編集」が表示され、値の変更が可能です。
(くだん・・・?)
変更したセッション変数の値は即座に実行中のプロセスに反映されます。
(↑即座に反映される点、認定試験に出るかも)
というわけで、↓のようなプロセスをコントロールルームから実行した場合、
(初期値FalseのRequestStopセッション変数がTrueになるまでSessionVal1をカウントアップしながらループするプロセス)
SessionValがカウントアップする様をチェックしたり、RequestStopをTrueに変更してループを終了したりすることができます。
自分へのメモ BluePrism 意外としらなかったこと オブジェクト名を変更する / プロセス名を変更する
結構な期間謎だったこと。
オブジェクト名を変更する / プロセス名を変更するやり方。
オブジェクト
初期化ページのこの四角(名前がわからない)をクリック
名前を変更
プロセス
プロセスも同様にこの四角をクリックして名前を修正。
変更したオブジェクト名について、呼び出し側で自動的に変更してくれる機能はないようです。
自分へのメモ BluePrism InernetExplorerでファイルをダウンロードして保存する(アクセスキーをつかう)
先日InternetExplorerでファイルをダウンロードするサンプルをつくってみた。
しかし、どうもこの部分の部品を探すのにものすごく時間がかかるケースがある。
(家のPCだとそうでもない。会社は遅い。なんでだろう。)
一つの解決として、アクセスキーをつかって「保存(S)」⇒「名前を付けて保存(A)」を選んでいくというのがありそう。
使うのはGlobal Send Key (グローバルキー送信)
① Active Application(アプリケーションをアクティブに)
②「Alt+n」で「ファイルを開く(O)」にフォーカス ⇒ "%(n)"
③「Tab」で「保存(S)」にフォーカス ⇒ "{TAB}"
④「↓」で保存メニューを表示 ⇒ "{DOWN}"
⑤「a」で「名前を付けて保存(A)」⇒ "a"